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シュートゼロの岡崎が感じた課題「ベラルーシ戦と似た感じだった」

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[5.27 キリンチャレンジ杯 日本1-0キプロス 埼玉]

 シュート0本に終わったFW岡崎慎司(マインツ)は勝利にも浮かれることなく、チームとしての課題を口にした。

「マインツでは、自分しか選択肢がない状態もあって、自分にボールが集まる回数も多いけど、今日は経由するところが多すぎて、シンプルに自分や(柿谷)曜一朗のところに集まらなかった。これだと前の選手としては難しい」

 格下のキプロス相手に1ゴール。シュート数は18本に上ったが、流れの中で崩した決定機は数えるほどで、遠めからのミドルシュートも目立った。岡崎自身、何度か裏に抜け出そうとする動きは見せていたが、パスが出てこない。今季のブンデスリーガで15ゴールを量産したストライカーの姿はなかった。

「一発目のターンで裏を見ている選手が少ない。トラップのあとに近くしか見ていない。疲れもあるから、足下足下で正確にやろうとしているのもあったと思うけど……」。21日からの鹿児島・指宿合宿で体を追い込んできた選手たちには疲労の色も見えた。全体に運動量が上がらず、スペースを使おうというパスも少なかった。

 ただ、原因は肉体的な疲労だけではないと岡崎は言う。「相手による部分もあると思う。今日はベラルーシ戦と似たような感じだった」。昨年10月15日のベラルーシ戦。やはり格下と見られた相手に守備を固められ、0-1で敗れた。フィジカルや体格差を生かし、強固なブロックをつくる相手を攻めあぐねるのは日本の悪い“癖”だ。W杯本大会では、グループリーグ第2戦で対戦するギリシャが、まさにこのタイプ。確実に勝ち点を挙げたい試合で、足下をすくわれるわけにはいかない。

「今日の相手だから勝てたけど、W杯本番を考えると、今日はそういうリアリティーはなかった」。あくまで本大会を見据える岡崎は「自分の良さを出すには要求しないといけない。そういう要求も必要だし、相手によってやり方も変えないといけない」と指摘する。「自分だけが(裏を)狙っていても、出てこなかったら無駄走りになる。いろいろ話をすることも大事だし、いろいろ整理することが大事」。29日に出発するアメリカ遠征でチームメイトとコミュニケーションを取りながら課題克服に乗り出すつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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