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無得点に不満の香川「最後のところで決めきらないと」

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[5.27 キリンチャレンジ杯 日本1-0キプロス 埼玉]

 ブラジルW杯前国内最後の調整試合は1-0の勝利に終わった。しかし格下から1点しか奪えなかったこと、自身も無得点に終わったことでMF香川真司は反省の弁を並べた。

「最後のところで決めきらないといけない。最後をどう崩すかという部分で、やはりリスクを冒さないといけない。ワンツーだけで崩せるかというと、それだけでは決してないので、シュートであったり、ゴールへの強い意識を持つことが重要。そういう意識が2次攻撃にもつながる。綺麗なイメージを持つことも大事ですけど、そういう部分が大事になってくると思います」

 ただ唯一の得点シーンとなった場面は香川の粘りから生まれていた。前半43分、MF岡崎慎司からの浮き球パスをエリア内で受けた香川は、倒れ込みながらもシュートに持ち込む。このこぼれ球に後ろから詰めたDF内田篤人が押し込んだ。

 香川は「ボールを動かしながら連動した時というのは、自分の良さも出ますし、チームとしても必ずチャンスに繋がる」と振り返ると、「回数を増やすためには距離感などを確認していきたい。シュートへの意識も持ち続けていきたい」と得点への意欲を示した。

(取材・文 児玉幸洋)
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