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レオナルド氏、ミラン混乱に「予想していなかった」

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性急な動きに苦言

 元ミラン監督のレオナルド氏が、指揮官人事で騒がれている古巣について言及した。同氏は、ミランの混乱を予想していなかったと話している。

 今季途中にマッシミリアーノ・アッレグリ氏を解任し、クラレンス・セードルフ監督と2年半の契約を結んだミラン。だが、そのセードルフ監督とも決別し、下部組織を率いるフィリッポ・インザーギ監督を昇格させる方向へと向かっている。

 かつてミランを率いた経験を持つレオナルド氏は、次のように話した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「(ミランの混乱は)予想していなかった。すべてが少し性急だったね。ミランにしては不思議だよ。セードルフ、インザーギ…危機が存在しているね。ミランとインテルがこれほど欧州の舞台で遠ざかっているのは、普通のことじゃない」

「インザーギ? 私は同じような状況を経験した。ピッポ(インザーギ監督)は素晴らしいことを経験していると思う。情熱があるだろうね。彼はすべてを尽くすことができる。サッカーにほれ込んでいるんだ。自分が望んでいた場所にいる。ベンチだ。戦術面では少し変えなければいけないだろう」

 一方で、レオナルド氏はインテルのマッシモ・モラッティ名誉会長と特別な関係にあると明かしている。ただし、エリック・トヒル現会長から誘いはないとも述べた。

「私が問題を抱えたのは一人(シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長)だけで、ミランと問題があったのではない。14年の関係が終わったんだ。でも、私は“モラッティ派”だと感じている。彼のことをすごく称賛しているんだ。彼が主役じゃないのは不思議な感じだね」

「トヒルから連絡はない。モラッティは彼に私がどういう人間かということ、私がプロジェクトを望むということ言っているだろう。パリ・サンジェルマン復帰の可能性は否定しない。永遠の愛なんだ。でも、今はデスクよりもピッチのことをより考えている」

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