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酒井宏はビーチ散歩三昧でリフレッシュ

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 ザックジャパンが合宿を張る米フロリダ州タンパ近郊のクリアウオーターは、灼熱の白砂ビーチが目の前に広がるリゾート地。バカンスを楽しむ人々で賑わっている浜辺で、DF酒井宏樹(ハノーファー)が散歩三昧で時差調整と同時にリフレッシュした。

「朝飯を食ってすぐに(山口)蛍と(齋藤)学と行って、さっきはサコ(大迫)と行きました。2回に分けた理由は単純に誘われたから(笑)。何も考えずに過ごすことがいいかなと思ってやっています。アメリカって、いいですね」と、束の間のリラックスモード全開タイムだ。

 ブンデスリーガの終盤戦は負傷で欠場が続いていたが、27日のキプロス戦(1-0)では久々に45分間プレーし、手応えを感じた。

「アクティブにできたと思う。守備の部分では相手のクサビのパスをつぶすこともできたし、自分のところで相手の攻撃を切ることもできた。上のレベルを意識すると、自陣に近いところなら粘り強い対応が必要だけど、高い位置ならカウンターを受けないためにプレーを切ることも重要。そういうことを意識していた」と、ピッチではすでにW杯モードに入っていたことを強調する。

 高さ不足が不安材料とされているザックジャパンにおいて、身長185cmの酒井宏は貴重な存在。「高さは僕のストロングポイントになると思うし、ドイツでも空中戦ではあまり負けたことがない。監督もそれを期待してくれるのならそこを意識したい」

 右SBのポジション争いをするDF内田篤人とはタイプの違う酒井宏だからこそ、出番が巡ってくる可能性は高いはず。そのときのためにリフレッシュと集中のバランスを保ちながらしっかりと準備を進めていく。

(取材・文 矢内由美子)

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