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敵地で快勝の鳥栖がF東京の決勝T進出を阻む

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[6.1 ナビスコ杯第7節 F東京0-2鳥栖 味スタ]

 ナビスコ杯は1日、第7節を行い、FC東京サガン鳥栖が対戦した。他会場の結果次第ながら、グループステージ突破に可能性を残す両チーム。試合前、5位の鳥栖は前半44分にDF安田理大のゴールで先制する。後半12分にもFW池田圭がゴールを決め、2-0で勝利。3位に浮上したものの、決勝トーナメント進出はあと一歩届かなかった。対するF東京は3連敗で、グループ6位に転落している。

 最初の決定機は前半13分、鳥栖は左サイドからクロスを入れると、FW豊田陽平がヘッドで合わせる。DFに競り勝った豊田だったが、GK塩田仁史が好判断を見せてゴールを守り、得点を与えない。

 前半44分にはPA内でボールを受けたMF藤田直之が右足でボレーシュートを放つ。これがGK塩田に防がれると、こぼれ球を拾った藤田の2度目のシュートもGK塩田に抑えられた。しかし、このボールを回収した安田のシュートは、GK塩田の股下を抜ける。ゴール内に戻っていたF東京DFがクリアーしたが、ボールはゴールラインを越えており、鳥栖のゴールが認められた。

 ホームのF東京も前半終了間際、FWエドゥーが最終ラインの裏を抜けて、GK林彰洋と1対1になったが、左足で放ったシュートは林に阻まれて同点に追いつくことはできなかった。

 後半12分にも鳥栖は、セットプレーの流れから集中の切れていたF東京守備の裏を取った池田がGK塩田と1対1になり、追加点をマーク。F東京は後半途中から出場したFW武藤嘉紀がチャンスを迎えるが、フィニッシュの精度を欠き、得点できない。

 鳥栖は後半33分にも、MF水沼宏太が最終ラインの裏をとり、ゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドと判定されて得点は認められなかった。試合はこのまま2-0でアウェーの鳥栖が勝利。鳥栖は公式戦3連勝で中断期間を迎え、対するF東京は3連敗で中断期間に入ることとなった。

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