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モイーズ氏:「ユナイテッドは長期的展望を失った」

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今後に関しては未定

 マンチェスター・ユナイテッド元監督のデイビッド・モイーズ氏は、ユナイテッドで十分な時間を与えられなかったのは「不運」だとして嘆きつつ、ユナイテッドが以前にように長期的展望でチーム作りを進める時代は終わったのではないかと語った。

 26年間にわたってチームを率いたアレックス・ファーガソン氏の後任として、昨年夏にユナイテッド監督に就任したモイーズ氏。クラブはファーガソン時代と同様の長期政権を彼に期待していたと考えられていたが、就任1年目の成績は振るわず、シーズン4試合を残してモイーズ氏は解任されることになった。

 後任には62歳と比較的高齢なルイス・ファン・ハール新監督の就任が決定しており、短期的・中期的な結果を求める一方で、それほどの長期政権は想定されていないと言えるかもしれない。モイーズ氏はイギリス『サンデー・タイムズ』で次のように述べた。

「今は間違いなく、クラブに変化が起こっていることがファンに喜ばれている。長期的なプランニングの時代は終わったと言えるかもしれない。私に与えられた任務を、ファンは完全に理解してくれていた。成功する時間をもっと与えてもらえなかったのは不運だった」

 最近ではセルティックの新監督候補の一人にも挙げられていたモイーズ氏。今後の去就に関してはまだ決めていないと話している。

「ユナイテッドを去ってから、いくつか非常に良いオファーを受けたし、そのうち1つか2つに心を引かれた。何事に対しても扉は閉ざしていないし、監督としての次のステップに関してオープンに考えている。英国かもしれないし、国外かもしれない」

「もう一つの可能性は、休暇を取ることを選んで、世界中のサッカーを観るのを楽しむというものだ。今のところ確かなのは、私は前進し続けてきたということだ」

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