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J3第14節、2位長野が10戦無敗を記録、8115人動員の金沢が3戦ぶり白星

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 J3第14節が1日に全国各地で開催された。J3は1巡目の対戦が終了しており、2巡目の対戦に入っている。なお初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 ここ9戦負けなしと絶好調の2位AC長野パルセイロJリーグU-22選抜と対戦。序盤から主導権を握った長野が前半33分、DF松原優吉のロングスローに飛び込んだFW勝又慶典がねじ込んで先制に成功する。1-0として迎えた後半に入っても好機を作るのは長野。なかなか追加点を奪えなかったものの、後半36分にMF向慎一が蹴ったFKの流れから最後はMF有永一生がミドルシュートを突き刺して、リードを2点差に広げる。さらに攻撃の手を緩めない長野は後半39分にFW宇野沢祐次、アディショナルタイムにはMF野澤健一がネットを揺らし、大量4ゴールをマーク。4-0の完封勝利を収めて無敗記録を10試合に伸ばし、首位の町田にプレッシャーを掛け続ける。

 前節、町田との首位攻防戦に敗れて3位に順位を落としたツエーゲン金沢藤枝MYFCをホームに迎えた。スコアレスで迎えた後半10分に藤枝に先制されながらも、2試合連続で完封されている金沢攻撃陣がここから爆発する。先制を許した直後の後半13分にFW大町将梧のゴールですぐさま同点とすると、同22分にFW田中淳一が逆転ゴールを奪い、スコアを2-1とする。さらに同28分には後方からのパスに反応した大町が、この日自身2点目となる鮮やかなループシュートを決めてリードを広げた。その後は守備陣が藤枝に得点を許さず、3-1で3試合ぶりの勝利を収めて上位2チームを追走する。なお、「1万人チャレンジデー」として開催されたこの日の試合には、8115人もの観衆が詰めかけた。

 FC町田ゼルビアはスコアレスドロー濃厚の後半アディショナルタイムに生まれたMF鈴木崇文の劇的ゴールでY.S.C.C.横浜を下して首位をキープし、FC琉球を大量4得点のゴールショーで破ったSC相模原が4位に浮上。ブラウブリッツ秋田との東北ダービーをMF{{高瀬証}の2得点などでグルージャ盛岡が3-0で制し、福島ユナイテッドFCが2-0で4位ガイナーレ鳥取から完封勝利を収めている。

以下、J3第14節試合結果

6月1日(日)
盛岡 3-0 秋田 [盛岡南]
YS横浜 0-1 町田 [ニッパ球]
相模原 4-0 琉球 [ギオンス]
福島 2-0 鳥取 [とうスタ]
長野 4-0 J-22 [佐久]
金沢 3-1 藤枝 [石川西部]



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