beacon

ラスト15分も「十分な時間」 柿谷が途中出場で1得点1アシスト

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.2 国際親善試合 日本3-1コスタリカ タンパ]

 短い時間で結果を残した。1-1の後半31分、FW大迫勇也に代わって1トップに入ったFW柿谷曜一朗が勝ち越しゴールをアシストし、ダメ押しの3点目も奪った。

「ゴールを取って、試合をひっくり返すことを考えていた。残り少ない時間だったけど、十分な時間だった」。後半35分、ワンツーでFW香川真司の逆転弾をアシスト。後半アディショナルタイムには香川がゴール前に入れた浮き球のパスにFW岡崎慎司が競り合い、こぼれ球を右足で流し込んだ。

 途中出場で1得点1アシストという結果にも「もっとボールをおさめたり、要求しないといけない場面もあった」と満足しない柿谷は、同時にチームメイトへの感謝を口にする。

「前半からいい攻撃をしていたし、そこで決め切れずに失点したけど、いい流れで進んでいた分、僕が出たときには相手の足が止まっていた。逆転する力になることを考えていたし、結果的にできたのはよかったけど、それまでに相手をバテさせてくれたチームメイトに感謝したい」

 先発したメンバーがボディブローのように相手のスタミナを奪い、途中出場の選手が仕留める。まさに理想的な試合展開だった。

(取材・文 西山紘平)

★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ

TOP