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ベッラッティ:「ピルロと一緒にプレーするのは可能」

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恩師ゼーマンへの感謝も

 イタリア代表MFマルコ・ベッラッティは2日の会見で、MFアンドレア・ピルロと一緒にプレーすることは可能との見解を示した。

 5月31日に行われたアイルランド代表との国際親善試合で好パフォーマンスを見せたベッラッティ。ワールドカップ(W杯)のメンバー入りを果たした同選手は、次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「中盤の中でどの位置を好むということはない。僕は3年前からポジションや役割を変えてきたんだ。ピルロと一緒にプレーするのは可能だと思う。それに、アンドレアのような選手とやりやすくないなんてことは、あり得ないさ」

「素晴らしい未来のためには、いつも今現在のことを考えなければいけない。チャンピオンズリーグ(での経験)が大きな助けとなった。それまでテレビで見るだけだった選手たちと対戦してきたんだ。この間、(ズラタン・)イブラヒモビッチが連絡をくれて、必ずW杯に行けるから安心しろと言ってくれたよ」

 わずか2年前まで、セリエBのペスカーラでプレーしていたベッラッティは、チームをセリエA昇格に導いてから2012年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。一気に大舞台で活躍するようになった。ペスカーラ時代の恩師ズデネク・ゼーマン監督への感謝を忘れていないようだ。

「ゼーマンは素晴らしいマエストロ(師匠)だったよ。僕はトップ下だけどゼーマン監督の下ではその位置でプレーできない、そんな風に言われていたことをよく覚えている。でも、監督は最初から僕をすごく信頼してくれたんだ」

 21歳のベッラッティはたびたびイタリア復帰の可能性を噂されている。だが、しばらくはPSGを離れるつもりがないようだ。

「今いるところで今はうまくやっているよ。いつか、PSGがもう僕を望まなくなったら、優先するのはイタリアだろう。でも、そのいつかがずっと先であることを望んでいる」

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