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長谷部の欠場示唆も…ザック「プランどおりに事は進んでいる」

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 日本代表アルベルト・ザッケローニ監督が5日、米フロリダ州クリアウオーターのチーム宿舎でW杯前最後の強化試合となる6日のザンビア戦(タンパ)に向けて記者会見を行った。

 チームは昨年11月のベルギー戦から4連勝中。「チームがポジティブで前向きな雰囲気を持つのはいいことで、W杯に臨むにあたって望むべき雰囲気だと思う」。現在の状況について満足感を示す指揮官は「プランどおりに事は進んでいると思うし、今後も計画どおりに進めていくのみだと考えている」と、W杯本大会に向けて順調に準備が進んでいるとの考えを示した。

 一方で「我々の練習は負荷が少し強いものだと思っているので、筋肉の張りや疲労を訴えている選手も出てきている」と指摘。実際、MF長谷部誠は2度の手術を受けた右膝の周囲や逆足に張りなどが出たため、2日のコスタリカ戦を欠場し、別調整が続いている。

 ザッケローニ監督は長谷部について「焦らずにじっくりやってほしいという考えを持っていて、来週のW杯初戦に合わせるように調整している」と説明。「長谷部がいることがすごく大切で、さらに言うとコンディションの良い長谷部がいることが大切だと思っている。今は本番に向けての調整段階にある」と、ザンビア戦の欠場を示唆した。

 微熱が出たため前日4日の練習を休んだFW岡崎慎司に関しては「今もエアコン(の風)が自分のところにガンガン当たっているが、そのせいではないかと思う」と、冗談交じりに話し、「体調が良ければ明日の試合でも使うつもりでいる」と、コンディション次第では起用する考えも示した。

(取材・文 西山紘平)

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