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ザックに慢心なし「自分たちはこんなもんじゃない」

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[6.6 国際親善試合 日本4-3ザンビア タンパ]

 日本代表は6日、ザンビア代表と国際親善試合を行い、4-3で勝利した。

 激しくスコアが動く熱戦となった。2点の先行を許す苦しい展開の中で、前半40分にFW本田圭佑のPKで1点を返すと、後半28分にはFW香川真司が同点弾を突き刺す。同30分には本田がこの日2点目を決めて大逆転に成功した。

 だが終盤にもう一山待っていた。後半44分にMFルバンボ・ムソンダにミドルシュートを決められ同点。しかし後半アディショナルタイム、MF青山敏弘のロングパスを受けたFW大久保嘉人が劇的勝ち越し弾を奪い、“うっちゃり”が決まった。

 仮想コートジボワールとした相手に勝利した日本だが、アルベルト・ザッケローニ監督は冷静に振り返る。「あまり良くなかった。内容には満足していない。もう少し出来るのかなという印象を持っていた。もっといいプレーを出していかないといけない」と表情を引き締めた。

 この日もGK西川周作を先発させるなど、想定しうる様々なパターンを試してきたザッケローニ監督だが、「まだ1週間あるので時間をかけて考えたいとは思うが、自分の中では確信したものがある」。本大会初戦のコートジボワール戦までちょうど1週間。「自分たちのチームの力はよく分かっている。こんなもんじゃない。もっともっと出来ると思っているので、もっともっとやっていかなければいけないなと思います。ベストの状態で本番に臨めるようにしっかり調整していきたい」と気合を入れ直していた。


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