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チリ代表MFビダルは初戦を欠場か…?

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 チリ代表のMFアルトゥル・ビダルが、W杯初戦のオーストラリア戦を欠場する可能性が高くなった。

 FIFA.comによると、5月7日にヒザの手術を受け、メンバー入りが危ぶまれていたユベントスのMFは、9日に行われたチーム練習に参加しなかった。手術後、驚異的な回復を見せたビダルは、6月4日に行われた親善試合の北アイルランド戦(2-0)に15分間出場したが、その後は練習に合流できていない。7日に検査を受けた結果、右膝蓋骨の裏が炎症を起こしていることが判明したという。

 冒頭の15分間のみがメディアに公開された9日のトレーニングで、ビダルは軽いランニングを行い、その後、左足だけでボールを蹴っていたという。

 チリは前回大会のファイナリストであるスペイン、オランダと同じB組に入っており、グループステージを突破するためには、初戦のオーストラリア戦で勝ち点3が不可欠と見られている。チームの要であるビダルを欠くことになれば、大きな痛手になりそうだ。

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