国際親善試合が9日に行われ、ブラジルW杯に出場する韓国代表とガーナ代表が対戦した。試合は4-0でガーナ代表が勝利。韓国代表はチュニジア戦に続き、本大会とは異なる背番号で戦い、視察する相手を錯乱しようとしたが、この試合も相手を油断させるためのものなのだろうか。

　前半11分、ガーナは左サイドを崩すとMFアンドレ・アイェウの折り返しをFWジョルダン・アイェウが右足でシュート。ブロックに入った韓国代表DFに当たったボールは、ゴール右に吸い込まれてガーナが1点を先制する。

　韓国代表も30分過ぎから反撃に出るが、シュートが左ポストを叩くなど得点を挙げられない。迎えた前半44分、ガーナ代表は中盤でFWアサモア・ジャンがボールを奪うと、ドリブルでボールを運びDFを抜き切る前にシュート。これがゴール右に決まり、ガーナが2点をリードして前半を折り返した。

　勢いに乗ったガーナは、後半8分にもMFサリー・ムンタリの横パスを受けたジョルダン・アイェウがミドルシュートをゴール左に決めて、リードを広げる。さらに同44分にも右サイドからのクロスをジョルダン・アイェウがゴールに沈めてハットトリックを達成。4-0でガーナが快勝している。

　本大会で韓国は17日にロシア代表と初戦で当たり、22日にアルジェリア戦、26日にベルギーと対戦する。一方、ガーナは16日にアメリカ代表との初戦を行い、21日にドイツ戦、26日にポルトガル戦を迎える。

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