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5月の月間ベストゴールは川崎FのFW小林のゴール!「アイデア、コントロールとも完璧」

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 Jリーグは12日、5月の月間ベストゴールを発表し、川崎フロンターレFW小林悠が第13節の鹿島アントラーズ戦で前半3分に挙げたゴールが選ばれた。

 Jリーグ選考委員会は技術的な観点から「相手ディフェンスの空いたスペースに走り込み、スピードに乗ったままボールをコントロールし、ゴールキーパーの逆を突くシュートは、フィニッシュのイメージの豊富さがもたらしたゴールである。ゴールキーパーが一歩も動けないタイミングとコースにシュートを流し込む、アイデア、コントロールとも完璧であった。普通であればインステップでシュートするところを、ゴールキーパーの位置を確認し、体をひねってインフロントでのシュートを選択する感覚は小林選手ならでは。状況に合わせて臨機応変にプレーを修正しつづける能力の高さを実証した」と評価した。

 また、チーム戦術的な観点からは「大島選手の縦へのパスがくさびとなり、ショートパスをつないでゴールへと運んでいく川崎フロンターレらしいボール運び。試合開始からの相手チームのプレッシャーを、持ち前のパスワークでかいくぐり、ディフェンダーを翻弄しながらスペースを連接して作り出している。狭いエリアを崩し、ゴール前へとつないでいく、スムーズな流れの中でのゴールシーンであった。試合開始3分でのゴールにより、相手の出端をくじく価値ある先制点となった」と受賞理由を説明している。

 受賞した小林は、「このような賞に選ばれたのは初めてなので大変光栄ですし、チームメイト皆の助けがあっての受賞なので嬉しく思います。このゴールシーンはまずポストプレーをしてボールを落として、動き直したら森谷賢太郎選手がうまくヒールで落としてくれたので、非常に良い流れでシュートできました」と振り返った。

以下、2014シーズン月間ベストゴール

▽3月
第2節 FW佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
3月8日 対川崎F 得点時間:57分

▽4月
第6節 FW李忠成(浦和レッズ)
4月6日 対仙台 得点時間:66分

▽5月
第13節 FW小林悠(川崎フロンターレ)
5月10日 対鹿島 得点時間:3分

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