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悔やまれる2失点…川島「思った以上にバウンドした」

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[6.14 ブラジルW杯C組 日本1-2コートジボワール レシフェ]

 手には当てた。しかし、止め切れなかった。1-1で迎えた後半21分、コートジボワールはDFセルジュ・オーリエの右クロスからFWジェルビーニョがヘディングシュート。GK川島永嗣の手を弾いたボールはゴールラインを越え、逆転ゴールとなった。

「ポジションにはいたけど、思った以上にボールがバウンドした。残念です」。ニアでフリーになったジェルビーニョのヘディングシュートは川島の目前でワンバウンド。必死に手を伸ばしたが、弾き切れず、ニアサイドを破られた。

 後半17分、FWディディエ・ドログバの投入が、流れを変えた。ドログバとボニーの2トップになり、攻勢を強めたコートジボワールの勢いを止め切れない。後半19分の同点ゴールもオーリエのクロスからFWウィルフリード・ボニーに頭で合わされた形だった。連続失点。ドログバ投入からわずか5分間で試合をひっくり返された。

「ドログバが入ってきて、(相手の)ボールのおさまりがよくなった。そういうところで多少、自分たちが引かざるを得なくなったところでの失点だった。自分たちが常に支配できればいいけど、我慢しないといけない時間も常にある。そういうところで我慢できればよかった」

 試合の勝負どころを逃さなかったコートジボワール。我慢しなければならない時間帯で耐え切れなかった日本。チームとしての力量差を見せつけられての敗戦だった。

(取材・文 西山紘平)

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