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「不利なデータを覆す!」初戦黒星をバネに変える長友

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 逆境上等! DF長友佑都(インテル)が初戦黒星からの決勝トーナメント進出という高いハードルに腕を撫した。

 現行の32か国で行われるようになった98年フランスW杯以降、黒星発進した46か国中、グループリーグを突破したのはわずか4チームしかない。10分の1以下という低い確率だ。

 だが、長友には過去のデータは通用しない。「データは僕にとってまったく関係ない。それを覆そうということがエネルギーになる。確率が低ければ低いほど、ひっくり返そうという意欲が出てくる」と、むしろ歓迎するといわんばかりの勢いだ。

 確かに、数字上は初戦を落としただけで致命傷にはならない。それよりも、初戦で敗れたことによる精神的落ち込みから回復するのが難しいからこそ、厳しいデータが残っていると言える。

 となればカギを握るのは気持ちの切り替え。「ネガティブに下を向いていても変わらない。次のギリシャ戦に向かっていくだけ。あとがない。やるしかない」と言う長友が率先してメンタルを切り替えていく。

(取材・文 矢内由美子)

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