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J3第16節、J1主力参戦中のJ-22、金沢守護神を打ち破れずスコアレスドロー

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 J3第16節が14日、15日に全国各地で開催された。J3は1巡目の対戦が終了しており、2巡目の対戦に入っている。なお初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 J1が中断期間のため、J1の主力選手も参戦中のJリーグU-22選抜は3位ツエーゲン金沢のホームに乗り込んだ。FW鈴木武蔵(新潟)やFW野津田岳人(広島)、DF伊東幸敏(鹿島)らが先発したJ-22は、前半18分にDF佐藤和樹(名古屋)のクロスから鈴木がシュートを放つも、GK原田欽庸のセーブに遭って先制点を奪うには至らず。同27分にFW浅野拓磨(広島)のスルーパスから抜け出した鈴木、さらに同34分にはMF矢島慎也(浦和)のパスから浅野が決定機を迎えるが、ともに原田の好セーブに遭いスコアを動かせない。

 後半に入ると逆にピンチを迎える。後半20分、MF大町将梧のスルーパスに反応したMF清原翔平に完全に抜け出されたものの、これはGK吉丸絢梓(神戸)が体を張って失点を防いだ。スコアレスのまま試合終了を迎えようかという後半アディショナルタイム、J-22はMF前田凌佑(神戸)のグラウンダーのクロスから野津田が決定機を迎えたが、またもや原田が立ちはだかり得点ならず。金沢の倍以上となる13本のシュートを放ったJ-22だったが金沢の守護神の前に沈黙し、試合はスコアレスドローに終わった。

 J-22初招集となった鈴木は「ゴールを決めたかったけど、相手のGKも当たっていたので。でも、自分に伸びしろがあると自覚できたので、これから最後のところで決め切れるFWになっていきたい」と語った。

 3連中の首位FC町田ゼルビア福島ユナイテッドFCと対戦し、DF星野悟とFW木島徹也のゴールを守り抜いて4-0の完封勝利を収め、連勝を4に伸ばした。グルージャ盛岡をホームに迎えた2位AC長野パルセイロは3-2の打ち合いを制して無敗記録を12試合に伸ばし、首位の町田を追走する。SC相模原との上位対決を制したガイナーレ鳥取が4位に浮上。藤枝MYFCFC琉球を1-0で下し、Y.S.C.C.横浜ブラウブリッツ秋田との壮絶な打ち合いを4-3で制して8節以来となる白星を獲得している。

以下、J3第16節試合結果

6月14日(土)
金沢 0-0 J-22 [石川西部]
6月15日(日)
秋田 3-4 YS横浜 [秋田球]
相模原 0-1 鳥取 [ギオンス]
福島 0-2 町田 [とうスタ]
長野 3-2 盛岡 [佐久]
藤枝 1-0 琉球 [藤枝サ]


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