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今大会最速ゴールのアメリカFWデンプシー、「折れていると思う」と鼻骨骨折を示唆

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[6.16 ブラジルW杯G組 ガーナ 1-2 アメリカ ナタル]

 アメリカ代表は試合開始からわずか30秒で「電光石火」の先制ゴール。今大会最速となったゴールを決めたエースFWクリント・デンプシーがFIFA公式サイトで発表されたマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 左スローインからパスをつないだアメリカはMFジャーメイン・ジョーンズがデンプシーの足元へボールを入れる。右足でコントロールしたデンプシーはゴール方向へ切れ込むと、鮮やかなフェイントでDFをかわして左足シュート。これが右ポストを叩いてからゴールへ吸い込まれ、貴重な先制点となった。

「私の鼻は折れていると思います」。fifa.comによると、試合後にデンプシーは自身が鼻骨骨折をしていることを示唆した。デンプシーは得点後の前半33分、空中戦を競った際にDFジョン・ボイェに顔面を蹴られて鼻から出血。治療後にピッチへ戻り、フル出場したものの、満足に呼吸できない中での戦いだったという。後半37分に同点ゴールを奪われた際は勝ち点を失う事を覚悟したというが、それでも信じて戦い続けてCBジョン・ブルックスの決勝点によって勝利。チームリーダーは諦めずに戦い抜いたチームメートたちを讃え「次の試合前には(自分も)鼻で呼吸できるようになるだろう」と語った。


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