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アルジェリア、28年ぶり得点も…勝利の封印は解かれず

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[6.17 ブラジルW杯H組 ベルギー2-1アルジェリア ベロオリゾンテ]

 H組のアルジェリア代表はベルギー代表との初戦に臨み、1-2で敗れた。前半25分にMFソフィアン・フェグリがPKを決めて先制に成功したが、後半の2失点で逆転負けした。

 敗れはしたが、1つ目の封印は解かれた。前半25分、カウンターから左サイドを突破したアルジェリアは、クロスボールに反応したフェグリがDFヤン・フェルトンヘンに倒されPKを獲得。これを背番号10を背負う24歳自らが沈め、先制点をもたらした。

 2大会連続の出場となるアルジェリアだが、前回大会は1分2敗でグループリーグ敗退。3戦無得点で大会を去っていた。それ以前の出場となると、1986年のメキシコ大会までさかのぼる。同大会でもグループリーグで敗退しているが、得点は第1戦の北アイルランド戦で挙げており、実に28年ぶりのW杯での得点となった。

 しかし勝利という封印は解くことは出来なかった。こちらは初出場した1982年のスペイン大会以来とさらに高い壁となって立ちはだかっている。ただ今日のような粘り強い戦いが出来れば、悲願達成もそう遠くはないはず。次戦22日の韓国戦の戦いぶりに期待したい。


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