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ベルギーを苦しめたGKは何と!元JFL所属だった

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[6.17 ブラジルW杯H組 ベルギー2-1アルジェリア ベロオリゾンテ]

 アルジェリア代表は17日、ベルギー代表と対戦し、1-2で敗れた。前半25分にPKで先手を奪ったが、後半に2失点を喫し、逆転負けした。

 最終的には逆転勝利を飾ったベルギーだが、苦戦を強いられていた。その要因の1つがアルジェリアGKライス・エンボリの奮闘だ。

 前半21分、35分にあったMFアクセル・ビツェルの強烈ミドルシュートを冷静なセーブで弾き出す。後半に入っても高い集中力は衰えず、22分にはFWディボック・オリジに1対1の場面を作られたが、これも落ち着いた守りでゴールを許さない。最終的に2失点を喫してしまったが、彼の活躍なくしてアルジェリアの善戦はなかったはずだ。

 現在はブルガリアリーグに籍を置くエンボリだが、異色の経歴を持っている。実は彼、2008年シーズンを当時JFLのFC琉球で過ごしているのだ。当時指揮官だった元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏に誘われる形で入団。1シーズンを過ごし、22試合に出場している。

 翌年、ブルガリアのスラビア・ソフィアに移ると、才能はさらに開花。さらにフランスとアルジェリアの両国籍を持っていたが、アルジェリアを選択すると、同国代表として2010年南アフリカW杯に出場。2試合でゴールマウスを守るまでに急成長した。意外なところに原石は隠れている。


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