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コスタリカの決勝点、ゴールラインテクノロジーで正確ゴール判定

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[6.20 ブラジルW杯D組 イタリア0-1コスタリカ レシフェ]

 コスタリカ代表は20日、イタリア代表とグループリーグ第2戦を戦い、1-0で勝利した。前半44分にFWブライアン・ルイスが挙げた得点を最後まで守り抜いた。この結果、2連勝のコスタリカは、24年ぶりの決勝トーナメント進出を確定させた。

 決勝点となったのは前半44分の場面。コスタリカは左サイドから崩しにかかると、DFジュニオール・ディアスのクロスをFWブライアン・ルイスが頭で合わせる。シュートはクロスバーを叩き真下に落下。プレーゾーンに戻ってきたが、一瞬の間をおいて、コスタリカのゴールが認められた。

 この場面で活躍しているのが、今大会導入されている「ゴールラインテクノロジー(GLT)」だ。このシステムは超高性能のハイスピードカメラがゴール付近を様々な角度から撮影。瞬時にゴールラインを超えたかどうかを判定し、主審が付けている腕時計に振動とともに知らせることが出来る。判定には1秒もかからないと言われている。

 今大会では昨年のコンフェデレーションズ杯でも採用されたドイツの企業が開発した「ゴールコントロール」を使用。各国リーグでも導入は広まっているが、プレミア・リーグでは、ソニーのグループ会社が開発したシステムが採用されている。

 毎回、疑惑のゴールが取り上げられるなど、これまでは判定に涙をのんできたチームも多かったが、これにより、審判の負担、また誤審軽減につながっている。今大会でもすでにグループリーグE組第1戦のフランス対ホンジュラス戦の後半3分に、FWカリム・ベンゼマが挙げたゴールが、このGLTによってゴールと判定されていた。

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