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岡崎が貫きたい“ノーシンキング道”

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 考え過ぎによる迷いが心のどこかに巣くっていた。2試合でシュートゼロともがいてきたFW岡崎慎司(マインツ)がコロンビア戦を2日後に控え、「ここまでの2試合、自分の一番の武器であるがむしゃらさが攻撃的には出ていない。それを出すためには、無心でボールを受けて一つでも前にボールを運びたい」と吹っ切れた様子で語った。

「無心にさせてもらえないのがW杯なのかもしれない」。岡崎は悩み、自問していた。そうして得られた答えは、まずは「シュートを打つことから始めよう」という考えだった。

 背景には15得点を挙げたマインツでのやり方がある。「今シーズンはシュートを打ってリズムをつくってきた。だから、シュートを打たないことには、“次は決められるぞ”という気持ちにならない。ポイントはそこかな」

 シュートにまで行くための予備動作についてもいろいろと考えをめぐらせた。結論は「ボールを受ける前は動き続けるのが自分の特徴。けれども今大会ではもらってから考えることが多かった」ということ。

「いるべき場所にもっと無心でいたらクロスに対して入っていたかもしれない。決める選手はそういうものだと思う。自分はここにいたら点を取れると考えてプレーする選手ではないのに、今はいろいろなことを考えてサッカーをやっている自分がいる」

 こうして悟ったのが、ノーシンキングでゴールを狙うべきだということだ。コロンビア戦はまずは2点差以上での勝利を目指してのキックオフになる。

「2試合終わって自分にガッカリしているけど、今まで何度もガッカリしてきたし、自分にできることはがむしゃらにやること。2点差以上つければ自分たちに運が降りてくると信じてやっている」

 日本が2点差以上をつけて勝つにはやはり岡崎の活躍が不可欠だ。がむしゃらに、貪欲に、無心に、シュートを打っていく。

(取材・文 矢内由美子)

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