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ペケルマン「選手を入れ替えても勝つ自信はある」

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 グループリーグ最終戦で日本と対戦するコロンビアのホセ・ペケルマン監督が23日(日本時間24日)、公式会見に出席し、先発メンバーの一部を変更する意向を示した。

 コロンビアは初戦のギリシャ戦で3-0、第2戦のコートジボワール戦では2-1で勝利をおさめ、グループCでは唯一2連勝を飾って決勝トーナメント進出を決めている。

「2戦で次に進むことが決まっているのは我々にとってプラスになる。明日の試合は優位に進めることができる」。指揮官は満足そうに語った。

 ただ、先発の11人は2試合とも同じメンバーだった。ペケルマン監督は「現在は(23人)全員が練習をしており、しっかり回復もしているし、全員が準備できている」とケガ人がいないことを強調しながらも、長時間プレーしている選手については休養させるかもしれないとも話し、「メンバーを少しは変えるかもしれない」と話した。

 海外メディアでは数人のメンバーの入れ替えを予想。43歳のGKファリド・モンドラゴンが先発すると報じている新聞もある。

 一方でペケルマン監督は、日本を軽視しているわけではないということも強調している。「明日の試合はグループリーグでは最も危険なチームが相手になる。なぜなら日本は勝たなければいけないという状況だからだ」

 日本がグループリーグで1分1敗と不振をかこっていることについては、「確かに日本はもっと期待値が高かったし、親善試合でも良い準備をしていた。監督は経験豊富だし、選手の多くがW杯を経験している」と首をかしげながらも、「日本はここから回復できるチームだ」と警戒心を見せている。

 とはいえ、第3戦も勝利しか考えていないという考えを強調するのは忘れなかった。グループ1位なら決勝トーナメント1回戦の日程は中3日。グループ2位なら中4日と楽な日程になるが、「選手を入れ替えても勝つ自信はある」と悠然と構えており、あくまで1位での突破を狙っている。

「我々の特徴は攻撃。ゴールを入れるのに長けたチームだ。今大会は全般的にゴールが多く入って面白い大会になっている」。知将の目が鋭く光った。

(取材・文 矢内由美子)

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