beacon

『噛みつき』を流した主審に激怒するDFキエッリーニ「見ていたのに笛を吹く勇気がなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.24 ブラジルW杯D組 イタリア0-1ウルグアイ ナタル]

 イタリア代表は24日に行われたウルグアイ代表戦に0-1で敗れて、グループリーグでの敗退が決まった。この試合の結果に、多くのイタリア人は納得していないだろう。DFジョルジョ・キエッリーニも、その一人だ。

 試合中、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに噛みつかれたキエッリーニは、『sky』に対して「スアレスは僕を噛んだし、レフェリーはそれを見ていた。あのとき、レフェリーは、ファウルを取る決断をする勇気を持つべきだった」と言い、「今後、映像を使って、彼に処罰されるかどうかを待ちたい」と、過去2度の噛みつき行為後と同じように、映像によってスアレスに厳罰が下されることに期待した。

 キエッリーニは、「恥ずべきジャッジだ」と言い、さらに主審がもう一つ決定的なミスを犯したと強調する。「今日の試合は、あのレフェリーに決められてしまった。我々は責務を果たしたが、あのレフェリーはずっと悪い判断をしていた。マルキージオへのレッドカードは取られ、スアレスへは何もなかった。あれが試合を決めてしまった」と、後半14分に一発退場を宣告されたMFクラウディオ・マルキージョに対するジャッジへの不満を示した。

「11人対11人のとき、ウルグアイは決して脅威ではなかった。マルキージオが退場するまでは、ポゼッションもできていたしね。10人になってから、試合は難しくなった」と、怒りが収まらない様子だ。

 また、チェーザレ・プランデッリ監督も「私の考えでは、審判が試合を壊した。マルキージオに対するレッドカードは不当だった」と、キエッリーニに同調し「W杯で、審判は簡単にレッドカードを出すべきではない」との持論を展開した。

★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ

TOP