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3分8敗のアジア勢は残すところ1試合…「4.5」枠から削減の恐れも

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 ブラジルの地でアジア勢がかつてない苦しい戦いを強いられている。今大会に参加しているのは、B組のオーストラリア代表(3敗)、C組の日本代表(1分2敗)、F組のイラン代表(1分2敗)、H組の韓国代表(1分1敗)で、4チームの戦績は、屈辱の3分8敗で未勝利。11試合で9得点24失点と内容的にも散々な状況にある。明日26日(日本時間27日)、韓国がベルギーに引き分け以下で終わると1勝もできないままW杯を終えることになってしまう。

 前回南アフリカ大会では、日本と韓国が16強に進出したアジア勢だが、今大会では06年ドイツ大会以来8年ぶりにグループリーグで全滅となった(ドイツ大会時のオーストラリアはオセアニア枠)。ドイツ大会では決勝トーナメントに1チームも進むことができなかったが、それでもドイツ大会では韓国が1勝を挙げていた。このまま未勝利で終われば、韓国とUAEが出場した90年イタリア大会以来24年ぶりとなる。しかし、当時はアジアから「2」チームしか参加を許されていない時代だった。そして、現在は「4.5」が確保されているアジア枠。かねてから多すぎると世界から揶揄されているが、その論調に拍車がかかりそうだ。

 次回18年ロシアW杯の出場枠は未決定。仮に「3.5」に減らされると、日本もこれまでのように余裕でアジア予選を突破するのは難しくなる。“アジアの虎”は最後に意地を見せることができるか――。


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