相手エースを称賛、一方で「リスペクトしすぎた」とも

　ナイジェリア代表は25日、W杯グループF最終節でアルゼンチン代表と対戦し、2-3と敗れたものの、決勝トーナメント進出を決めた。スティーブン・ケシ監督は、2得点を挙げたアルゼンチンFWリオネル・メッシをたたえている。

　立ち上がりにメッシの先制点を許したナイジェリアは、すぐに追いついたものの、前半終了間際にもメッシのFKで勝ちこされる。後半の立ち上がりに再度追いついたが、後半5分にセットプレーから3点目を献上。今度は追いつけず、勝ち点を得られなかった。

　だが、突破を争っていたイランがボスニア・ヘルツェゴビナに敗れたため、勝ち点4のナイジェリアはベスト16に駒を進めることに。ケシ監督は試合後、次のように話している。

「メッシはとんでもない選手だ。我々は彼をリスペクトしている。ほかにも素晴らしい選手たちがいるが、メッシは別の惑星から来ているんだ。私は、彼は木星から来ているんだと思うね。アルゼンチンにおめでとうと言いたい。彼らの大会での幸運を祈っているよ」

「ただ、我々はアルゼンチンをリスペクトしすぎたと思う。後半は良くなかったがね。後半の我々はリラックスできた。自分たちの試合をしようとし、改善できたんだ。残りの大会でこうやって続けられることを願っているよ。グループステージを突破できて、選手たちとファン、みんなに感謝している」

　2位通過のナイジェリアは、決勝トーナメント1回戦でグループEを首位通過したフランスと対戦する。試合後には決まっていなかったが、フランスとの対戦が有力視されていたことを受け、ケシ監督はフランスについて次のように話している。

「彼らが非常に良いチームであることは知っている。とても良いプレーをするね。彼らのことは分かっているよ。今日(エクアドル戦)はまた彼らのプレーを見るチャンスだ。それから準備をしていく」

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