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[プレビュー]勝利が生き残るための絶対条件、ポルトガルvsガーナ

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[6.26 ブラジルW杯G組 ポルトガル(日本時間27日1:00)ガーナ ブラジリア]

 勝者が生き残るか、それとも両国揃っての敗退か――。ここまでともに1分1敗のポルトガル代表ガーナ代表は、同時刻に始まる1勝1分同士の対決、アメリカ代表対ドイツ代表戦が引き分ければ、ともに敗退が決まるという状況にある。ただアメリカ対ドイツ戦で勝敗がつけば、ポルトガル対ガーナ戦の勝者には決勝トーナメント進出の可能性が浮上。それだけに両国は勝利を絶対目標として大一番に臨む。

 ポルトガルは前節、敗れれば敗退の決まるアメリカ戦で後半50分にFWクリスティアーノ・ロナウドの右クロスからFWシルベストレ・バレラが劇的同点弾。引き分けに持ち込み、決勝トーナメント進出への望みをつないだ。だが、初戦でドイツに0-4で敗れているポルトガルはドイツと8点、アメリカとも5点の得失点差があり、もし勝ったとしても厳しい状況に変わりはない。DFペペは出場停止から復帰する見込みなものの、FWウーゴ・アルメイダ、FWエルデル・ポスティガが相次いで負傷した前線へ不安。アメリカ戦でチームを救ったC・ロナウドは依然コンディションが万全ではない模様だが、主役候補は今度はゴールでチームを救うことができるか。

 一方、ガーナはアメリカとの初戦で残り8分に追いつきながらも、その後決勝ゴールを許して敗れ、ドイツ戦でもFWアンドレ・アイェウ、FWアサモア・ジャンのゴールで一度逆転しながらもその後追いつかれて引き分けに終わっている。勝負所で失点している守備陣、またアメリカ戦で21本、ドイツ戦でも20本といずれも相手を大きく上回る数のシュートを放ちながら勝利に結び付けられていないところが気になるところ。ただ優勝候補のドイツ相手に引き分けたことで選手たちは自信を掴んでいる様子だ。初出場だった06年大会はグループリーグ最終節でアメリカに2-1で競り勝ち、グループ3位から逆転での決勝トーナメント進出を決めているだけに、今回も3位からの逆転再現を信じてポルトガル戦勝利に集中する。

■FIFAランキング
ポルトガル 4位
ガーナ 37位

■対戦成績
初対戦

■テレビ中継
NHK

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