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イタリア代表の亀裂埋まらず? ブッフォンにカッサーノは…

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「彼らはすべてを自分たちで決めたがる」

 イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、ワールドカップ(W杯)敗退直後の発言について、FWマリオ・バロテッリに向けたものではないと語った。だが、若手に厳しい見解を持っていることは変わらないようだ。一方で、FWアントニオ・カッサーノはブッフォンやMFダニエレ・デ・ロッシへの不満をうかがわせている。

 ブッフォンとデ・ロッシはW杯敗退が決まったウルグアイ戦の試合後、ベテランと若手の間に溝があることをうかがわせる発言をしている。イタリアメディアは、主にバロテッリに対するものではないかと報じていた。

 だが、ブッフォンは『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで、次のように話している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「僕が20年のキャリアでチームメートを攻撃したことはない。それに、マリオは24歳だろう。若手じゃないよ。(アンドレア・)ピルロやデ・ロッシ、ブッフォン、(アンドレア・)バルザーリの年齢について、皮肉的なことを読んだり聞いたりする。だが、ピッチに残るのは事実だけ。骨を折って頑張るのは、常に同じ選手たちなんだ」

「若手には大変なもろさもある。素晴らしい選手になれる才能を持つ若手がいるとき、3、4試合だけで代表に招集するのではなく、セリエAのピッチで苦労すべきだよ」

 だが一方、カッサーノは『レプッブリカ』でこのように主張している。

「彼らは全部を自分たちで決めたがる。僕たちはみんな同じように仕事をし、全力を尽くした。彼らばかりが常に道徳を説教し、良いことと悪いことを区別するなんてできないはずだよ」

「もし僕らが勝っていたら、彼らが勝ったことになっていた。逆に負けたら、僕らだけが負けたということになった。でも、僕たちが勝った唯一の試合で、ブッフォンが(負傷で)いなかったことを忘れるべきじゃない」

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