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止まないコスタリカ旋風、数的不利もギリシャをPK戦で下す

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[6.29 ブラジルW杯決勝T1回戦 コスタリカ1-1(PK5-3)ギリシャ レシフェ]

 ブラジルW杯は29日、決勝トーナメント1回戦の2日目を行った。D組を1位突破したコスタリカ代表と、C組を2位通過したギリシャ代表の一戦は、1-1で突入したPK戦を5-3で制したコスタリカが初の8強進出を決めた。7月5日に行う準々決勝ではオランダ代表と対戦する。

 下馬評を覆し、「死の組」と呼ばれたD組を1位通過したコスタリカと、最終節のアディショナルタイムに劇的PKを決めて勝ち上がったギリシャの対戦。勢いづく両チームの対戦は、意地のぶつかり合いとなった。

 コスタリカは前半8分、FWブライアン・ルイスのスルーパスに反応したMFクリスティアン・ボラーニョスが左足でゴールを狙うが、枠上に外れる。同23分にはショートコーナーを受けたFWジョエル・キャンベルが、エリア右で倒されFKを獲得。ボラーニョスがクロスを入れるが、飛び込んだMFセルソ・ボルヘスにはわずかに合わなかった。

 ギリシャも持ち前の固い守りから素早い攻撃への切り替えで、チャンスを伺う。37分には前半最大のチャンス、左サイドからDFホセ・ホレバスがクロスを入れると、FWディミトリス・サルピンギディスが右足で飛び込む。しかしシュートはGKケイラー・ナバスの好セーブに弾かれ、先制点とはならなかった。

 前半は均衡が破れなかったが、後半に入ると、いきなり試合が動く。後半7分、コスタリカは左サイドからボラーニョスが中央に横パスを入れると、ルイスが左足ダイレクトで合わせる。力強いシュートとはならなかったがこれが幸い。グラウンダーのシュートがギリシャDFの網を抜けると、右サイドネットに収まる。タイミングをずらされたGKオレスティス・カルネジスは一歩も動けなかった。

 しかし後半21分に大きな動き。コスタリカはDFオスカル・ドゥアルテがこの日2枚目のイエローカードを受けてしまい、退場。残り時間、数的不利でリードを守ることになった。同13分にMFアンドレアス・サマリスに代えてFWコスタス・ミトログルを投入していたギリシャだが、同24分にサルピンギディスに代えてFWテオファニス・ゲカスを投入。より攻撃的な布陣を敷いて、同点ゴールを目指した。

 5バックだったコスタリカは4バックにして対応。ギリシャは後半33分にベンチスタートだったMFコンスタンティノス・カツラニスを最後のカードとして投入。交代枠を使い切り、勝負に出た。コスタリカも同39分、ボラーニョスに代えて3枚目のカード、ランダル・ブレネスをピッチに送り込み、逃げ切りを図った。

 だが後半アディショナルタイム1分、ついにギリシャが同点弾を決める。パワープレーに出たギリシャはロングボールがエリア内に入ると、受けたゲガスがシュート。GKのセーブに遭うが、跳ね返りをDFソクラティス・パパスタソプロスが押し込む。ギリシャは2試合連続のAT劇的ゴール。試合はこのまま延長戦に突入した。

 延長戦はギリシャの一方的な展開となる。しかし延長前半4分には右サイドからカツラニスがクロスを上げると、ゲカスがヘディングシュートで合わせるが、枠右に外れる。同10分にはFKの流れから波状攻撃。最後はカツラニスがシュートを放つが、コスタリカDFの必死の守りにかき出されてしまった。

 延長後半に入ると、コスタリカは1分にブレネスが久々にシュートを放つ。同5分にはFKの流れからDFジャンカルロ・ゴンサレスがオーバーヘッドで狙うが、いずれも枠上に外れる。同8分にはギリシャがカウンターアタック発動。5対2という決定的な状況を迎えるがMFラザロス・フリストドゥロプーロスのシュートをGKケイラー・ナバスが防ぎきり、ゴールを割らせなかった。勝負の行方はPK戦にゆだねられることになった。

 PK戦は先攻のコスタリカが4人目まで全員が成功させたのに対し、ギリシャは4人目のゲガスが失敗。コスタリカは5人目のDFマイケル・ウマーニャがきっちり蹴り込み、PK戦をものにした。


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