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[プレビュー]ドイツvsアルジェリア ドイツ優勢…「ラマダン」の影響も必至

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[6.30 ブラジルW杯決勝T1回戦 ドイツ(日本時間7月1日5:00)アルジェリア ポルトアレグレ]

 ドイツ代表。初戦のポルトガル戦こそ4-0の大勝をおさめると、2戦目のガーナ戦は2-2で引き分けたが、3戦目のアメリカ戦は1-0ときっちり勝利を重ね、G組を1位で勝ち上がってきた。やや怪我人が多いのは残念だが、前回大会得点王のMFトーマス・ミュラーが初戦でハットトリックを決めるなど、主力の好調さも目立つ。

 対するアルジェリアは持ち前の粘り強さを発揮して、決勝トーナメントに駒を進めてきた。初戦のベルギー戦こそ逆転負けを喫したが、2戦目の韓国戦で4-2の快勝。予選突破をかけた3戦目のロシア戦は先制を許したものの、後半追いつき、最低限の勝ち点1を獲得。グループ2位に滑り込み、出場4度目にして初の決勝トーナメント進出を決めた。

 通算対戦成績を見てみると、アルジェリアが2戦2勝とリードしている。いずれも西ドイツ時代で、1度目の対戦は1964年にアルジェリアのホームで行われた親善試合で、アルジェリアが2-0で勝利。2度目の対戦となった1982年のW杯スペイン大会の1次リーグ初戦も2-1で競り勝っている。

 ただ今回ばかりはドイツ優勢との見方が強い。またアルジェリアの多くの選手が信仰するイスラム教は28日から「ラマダン」と呼ばれる断食期間に突入。この間は水も飲めないため、影響が及ぶことは必至。期間を延期する選手も出ているとみられるが、多くの選手が難しい選択を強いられることになりそうだ。なおドイツ代表MFメスト・エジルもイスラム教徒だが、ラマダンは延期するとのことだ。

■FIFAランキング
ドイツ 2位
アルジェリア 22位

■対戦成績
アルジェリア 2勝

■テレビ中継
NHK


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