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ラキティッチ:「僕はシャビの代わりじゃない」

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セビージャ退団会見、「ラキティッチになる」

 今夏でのバルセロナ加入が決定しているMFイバン・ラキティッチが30日、セビージャの退団会見に臨んだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』がその模様を伝えている。

 2011年にシャルケからセビージャに加わり、絶対的存在として活躍を果たしたラキティッチ。今季にはチームをヨーロッパリーグ制覇に導き、またプライベートでも地元女性との結婚、長女の誕生などを経験している。

 クロアチア代表MFは会見で、涙も流しながら次のように語った。

「喜びとともにここを去る。だけど、絶対に取り去ることのできない胸の痛みとも一緒だ。本当に唯一無二の時間だったね。マラドーナ以来となる外国人のキャプテンとなれたことは誇りだ」

「後悔はしていない。僕は常にオープンで、正直な人間だ。だから、僕にとって最も重要だった人物が会長、モンチ(スポーツディレクター)であったと話させてもらうよ。僕から退団を強要したことはなかった。それは彼らが知っている」

 バルセロナについては、次のように語った。

「シャビや誰かの後釜になるわけじゃない。僕はイバン・ラキティッチとなるためにバルセロナに向かう」
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