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選手交代で流れ変えたフランスがベスト8進出…ナイジェリアは初の8強入り逃す

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[6.30 ブラジルW杯決勝T1回戦 フランス2-0ナイジェリア ブラジリア]

 ブラジルW杯は30日、決勝トーナメント1回戦を行い、Eグループを首位通過したフランス代表とFグループを2位で通過したナイジェリア代表が対戦した。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半34分にナイジェリアゴールをこじ開けたフランスが後半アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪い、2-0の完封勝利を収めた。フランスは準優勝した06年ドイツ大会以来、2大会ぶりのベスト8進出を果たした。

 試合は序盤から、ナイジェリアがボールを持つ展開となった。しかし、MFジョン・オビ・ミケルとMFオジェニ・オナジのドイスボランチを中心に攻撃を組み立てようとするも、無理にボールを奪おうとはせずに待ち構えるフランス守備陣を崩し切れない。FWエマヌエル・エメニケやFWアーメド・ムサらの走力を生かそうにも裏にスペースがなく、スピード勝負にも持ち込めなかったが、サイドから徐々に攻撃のリズムを作り始める。すると前半19分にはムサのクロスからエメニケがネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定に取り消されてしまった。

 対するフランスは、ボール奪取後に素早く縦にボールを運んでゴールに迫る。ゴール前でのプレー精度を欠いてなかなか決定機を作れなかったが、前半20分にチャンスを迎えた。中盤でこぼれ球を拾ったMFポール・ポグバが相手DF1人をかわして右サイドのMFマシュー・バルブエナにボールを預けると、自身はPA内に侵入。バルブエナのクロスを右足で豪快に合わせたが、シュートはGKビンセント・エニュアマの好セーブに遭って先制点とはいかなかった。

 その後もサイドを起点に敵陣深くまで攻め込むナイジェリア、相手攻撃をはね返して速攻からチャンスを伺うフランスの構図は変わらず。ともに先制点を狙いながらも、前半39分に攻撃参加したDFマチュー・ドビュシのシュートは枠を外れ、同44分のエメニケの強烈なシュートはGKウーゴ・ロリスのセーブに遭い、スコアは動かないまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 後半も一進一退の攻防が続いたが、ナイジェリアにアクシデントが襲う。マトゥイディとの接触プレーで、ミケルとともに攻撃のかじ取り役を担っていたオナジが負傷退場し、後半14分にMFルーベン・ガブリエルが投入されることになった。そして同17分、なかなか攻撃の形を作れないフランスもジルに代わりFWアントワーヌ・グリエスマンを投入して、左ウイングに配置されていたベンゼマをCFに据えた。

 後半19分に右サイドから切り込んだFWピーター・オデムウィンギーのシュートはロリスの正面に飛んでネットを揺らせなかったが、ナイジェリアは再三右サイドを崩して好機を生み出そうとする。対するフランスは、同24分に決定機を迎えた。グリエスマンとのワンツーで抜け出したベンゼマがGKとの1対1を迎えるが、シュートはエニェアマの右手に当たり勢いが弱まるとカバーに入ったモーゼスのクリアに遭い、ゴールを割ることはできない。

 選手交代を機に徐々に攻勢を強めるフランスは、後半32分にCKの流れからMFヨアン・キャバイエが強烈なシュートを放ったがクロスバーに阻まれ、同34分にFKからベンゼマがドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つも、またもやエニェアマに弾き出されてしまう。しかし、このプレーで得たCKでフランスが先制に成功する。

 後半34分、バルブエナの蹴り出したCKはエニェアマに触られるも、ファーサイドで待ち構えていたポグバがヘディングで無人のゴールに流し込んで、ついにナイジェリアゴールをこじ開けた。

 さらに後半アディショナルタイムにはバルブエナのグラウンダーのクロスがDFジョセフ・ヨボのオウンゴールを誘い、ダメ押しゴールを奪ったフランスが、ナイジェリアの反撃をしのいで2-0の完封勝利。2大会ぶりのベスト8進出を決め、一方のナイジェリアは初の8強入りを逃した。

 勝利したフランスはドイツ対アルジェリアの勝者と準々決勝で対戦する。


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