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攻め抜いたベルギーが延長の2発でアメリカを下し、28年ぶり8強進出!!

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[7.1 ブラジルW杯決勝T1回戦 ベルギー2-1(延長)アメリカ サルバドル]

 ブラジルW杯は1日、決勝トーナメント最後の2試合を行い、サルバドルのフォンチ・ノーバではベルギー代表アメリカ代表が対戦した。ベルギーが一方的にアメリカを攻め立てたが、GKティム・ハワードの好守もあって得点を挙げることができない。それでも延長3分、ベルギーはMFケビン・デ・ブルイネが放ったチーム31本目のシュートでアメリカゴールをこじ開ける。さらに、途中出場したFWロメウ・ルカクの大会初ゴールも決まったベルギーが、アメリカの反撃を1点に抑えて、28年ぶりの8強進出を決めた。

 ベルギー代表は19歳のFWディボック・オリジが初めて先発で起用。出場が危ぶまれていたDFビンセント・コンパニは、無事にスタメン出場した。一方のアメリカは、グループリーグ最終戦のドイツ戦から2人を変更。DFジェフ・キャメロンとMFアレハンドロ・ベドヤが、MFブラッド・デイビスとMFカイル・ベッカーマンに代わり先発出場した。

 開始早々にベルギーは、高い位置でボールを奪うとオリジにパス。PA内でシュートを放ったが、GKハワードに阻まれた。その直後にもMFケビン・デ・ブルイネがシュートに持ち込む場面があったが、アメリカも左SHアレハンドロ・ベドヤのスピードを生かした速攻を見せる。15分過ぎにはスタンドからファンが一人、ピッチに入り込み水をさしたが、両チームのアグレッシブさは変わらない。21分にはアメリカが速攻に出ると、MFマイケル・ブラッドリーが持ち込み、FWクリント・デンプシーがシュート。2人で完結させた攻撃は、GKティボー・クルトワに阻まれる。その1分後にはベルギーも中央から崩し、最後はデ・ブルイネがゴールを狙ったが、シュートは左に逸れて行った。その後もベルギーが押し込む展開が続くが、アメリカも体を張ってゴールを守る。

 耐えて来たアメリカに、前半31分にアクシデントが襲う。速攻に出た際にDFファビアン・ジョンソンが足を負傷し、DFデアンドレ・イェドリンとの交代を強いられた。予期せぬ交代だったが、ここで生じたわずかな中断が試合の流れを変える。同33分にはCKの流れから、MFジャーメイン・ジョーンズがシュートを放つと、ベルギーに押し込まれていたアメリカも前に出る回数を増やす。同38分にも右サイドからクロスを上げ、デンプシーが飛び込んだが、わずかに合わなかった。激しい展開となった前半だが、スコアレスで折り返した。

 後半も最初にチャンスをつくったのは、ベルギーだった。3分、オリジのキープを起点から右サイドでパスを受けたデ・ブルイネがアウトサイドでクロスを入れる。これをFWドリース・メルテンスがヘッドで合わせたが、ループ気味に枠を捉えたシュートはGKハワードが右腕でクロスバーの上へ弾き出した。

 ベルギーは持ち味の左サイドからの攻めを見せる。9分に、アザールのキープからオーバーラップしたDFヤン・フェルトンヘンがパスを受けてゴール前にクロスを入れる。中央にデ・ブルイネとオリジが詰めたが、わずかに合わせることはできなかった。同11分にもベルギーは、デ・ブルイネがPA外からフリーでシュートを放ったが、大きく枠を逸れて行った。

 後半12分にもベルギーは右サイドからクロスを入れると、オリジがヘッドで合わせたが、クロスバーの上部を叩いた。さらにこぼれ球を回収し、深い位置からPA内に残っていたフェルトンヘンにクロスを入れると、左SBは左足のボレーでゴールを狙ったが、枠を大きく外れて行った。同15分にもベルギーはPA内でボールを受けたオリジが、深い位置までボールを運び折り返す。これをメルテンスがヒールで合わせたが、わずかに左へと外れて行った。

 良い流れのうちにゴールが欲しいベルギーは、メルテンスを下げて、FWケビン・ミララスを投入する。一方的に攻め込み続け、フェルトンヘンのミドルシュートなどでゴールを脅かす。同26分にはPA内にドリブルを仕掛けたミララスがDFに囲まれ、こぼれ球がPA内でフリーになっていたオリジの前にこぼれたが、オリジのシュートはGKハワードにブロックされる。

 流れを変えたいアメリカは、MFグレアム・ズシを下げてFWクリス・ウォンドロウスキを投入する。しかし、攻め続けるのはベルギー。自陣でボールを奪ったアザールからロングカウンターに入り、オリジのキープからミララスがシュートしたが、ここもGKハワードが防いだ。34分に右サイドから入れたクロスをアザールが右足で合わせたが、またもGKハワードに止められる。

 攻めるベルギーは、後半38分にCKの流れからコンパニのスルーパスをDFダニエル・ファン・ブイテンがシュートするなど、全員でアメリカゴールをこじ開けにかかる。40分にはアザールからのパスを受けたオリジが反転してシュートしたが、これもGKハワードに弾かれて1点が遠い。

 残り5分を切り、速攻に勝機を見出すアメリカだが、後半45分にコンパニにカットされる。そのまま速攻に出たベルギーは、デ・ブルイネの折り返しに最前線まで駆け上がったコンパニが合わせた。ミートできずに意表を突く形になったが、GKハワードがこれにも対応してゴールを許さない。アディショナルタイムにはアメリカも、ウォンドロウスキに後半初の決定機が訪れたが、シュートを枠に飛ばせなかった。このまま試合は延長戦に突入する。

 延長に入り、ベルギーはオリジを下げて、FWロメル・ルカクをピッチに送り出す。延長3分、そのルカクが前線でボールを受け、力強く突破。デ・ブルイネへのパスはDFにカットされたが、こぼれ球を拾ったデ・ブルイネが仕掛けて右足でシュート。ベルギーにとって31本目のシュートが決まり、ついにベルギーが先制した。

 さらにベルギーは延長前半15分にも、前に出てくるアメリカの勢いを利用したカウンターを見せる。アザールが自陣からボールを運び、デ・ブルイネにパス。デ・ブルイネからのパスを受けたルカクがエバートン同僚のGKハワードの守るゴールを破り、2点目を挙げた。

 粘るアメリカも延長後半2分、延長前半終了間際に投入されていた19歳のMFユリアン・グリーンが1点を返す。同3分にもジョーンズがゴール正面で決定的な場面を迎えたが、シュートはゴール右に逸れて行った。ベルギーもエネルギーの残っているルカクにボールを出し、追加点を狙う。6分にベルギーは最後の交代枠でアザールを下げ、MFナセル・シャドリを起用した。アメリカも、直接FKからのサインプレーなどで同点に追い付こうと試みたが、このまま試合は終了。ベルギーが2-1で勝利した。

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