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重圧に苦しむブラジル…心理学者をキャンプ地に招聘

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 ブラジル代表ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は1日、リオデジャネイロのベースキャンプ地に心理学者を招いた。英『BBC』が報じている。

 6月28日に行われた決勝トーナメント1回戦のチリ戦は1-1のままPK戦にもつれ込んだ。ブラジルは2人が失敗したが、GKジュリオ・セーザルが2本ストップするなど3-2で競り勝った。

 試合直後、PK戦で1人目のキッカーを務めたDFダビド・ルイス、5人目のキッカーを務めたFWネイマールらが人目をはばからずに号泣。スコラーリ監督と抱き合う姿は、開催国としてのプレッシャーがいかに大きいものかを物語っていた。

 ネイマールは「優勝の義務がプレッシャーになっているとは思わない。仲間が僕を助けてくれる。チームのだれかがボールを奪い、パスをして、ゴールを決める。僕らはチームなんだ」と気丈に語っていたが、選手の心理的負担を少しでも軽くしようという指揮官の狙いがある。

 4日の準々決勝では、今大会最注目のMFハメス・ロドリゲスを擁するコロンビアと対戦する。過去2大会連続でベスト8止まりのセレソン。“鬼門”を前に、心理学者によるカウンセリングが選手のプレッシャー軽減につながるか。


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