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全5試合で得点を挙げながらも…敗退に涙のハメス・ロドリゲス「誇りに思う」

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[7.4 W杯準々決勝 ブラジル2-1コロンビア フォルタレザ]

 MVP候補が、大会を去ることになった。コロンビア代表は4日に行われたブラジルW杯の準々決勝で、開催国のブラジル代表に1-2で敗れて、初の準決勝進出は果たせなかった。

 そのチームを引っ張って来たのが、背番号10のMFハメス・ロドリゲスだ。W杯デビュー戦となった初戦のギリシャ戦、コートジボワール戦、日本戦で、それぞれ1ゴールを記録。そして、決勝トーナメントのチリ戦で2ゴールを挙げ、4試合連続で5ゴールを記録していた。準々決勝のブラジル戦でも、後半35分にPKを決め、5試合連続6ゴールに記録を伸ばした。得点意外にも、持ち味の突破力を生かし、ブラジルDFを手玉に取る場面があるなど、その活躍ぶりは目を引いた。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、ハメス・ロドリゲスはピッチ上で涙を流し、悔しさを露わにした。勝利したブラジル代表の選手たちも、彼を認めるように肩を抱き、声を掛けていた。コロンビア代表の22歳のMFは、ブラジル『グローボ・エスポルチ』に対し「ダビド・ルイスやダニエウ・アウベスは、僕に『キミは良い選手だ』と話してくれた。多くのスーパースターが抱きしめてくれたことは、誇らしかった」と、明かしている。

 そして、「準決勝に勝ち進むために、すべてを懸けていた。悲しいけど、誇りに思う。素晴らしい役割を果たしたんだから、誇りに思わなければいけない。まだ先に進みたかったが、顔を上げていきたい」と、気持ちを切り替えた。

 大会を去ることになったハメス・ロドリゲスだが、彼がここまで挙げた6得点は大会トップの記録であり、得点王に輝く可能性は、まだ残されている。

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