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4強に進めずも…コロンビア代表ペケルマン監督「惜しいところまでいった」

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[7.4 W杯準々決勝 ブラジル2-1コロンビア フォルタレザ]

 コロンビア代表は4日、ブラジル代表との準々決勝に1-2で敗れて、W杯から敗退することになった。試合後、コロンビアを初の8強に導いたホセ・ペケルマン監督は、お互いの決勝トーナメント1回戦の結果が、試合に影響を与えたという考えを明かした。

 決勝トーナメント1回戦、ブラジル代表はチリ代表をPK戦の末に下した。一方、コロンビア代表は、ウルグアイ代表に2-0で快勝。その流れだけを見れば、コロンビアの方が良い状態にあったようにも思える。だが、アルゼンチン人監督は、難しい試合を経て、ブラジルは一歩前に進んだと話す。

「ブラジルがチリ戦から何かを学んだことは、分かっていたよ」と、ペケルマン監督は言う。

「彼らは今日、より良いプレーを見せていた。前の試合で無失点だった私たちは、彼らにすぐさまゴールを許してしまった。それにより、ブラジルはプレッシャーから多少なりとも解放され、逆に私たちにプレッシャーがかかった。そのため、ここまでに見せて来たようなプレーができなくなった」

 開始7分にDFチアゴ・シウバに決められた先制点は、大きなダメージだったと認める。「私たちは、同点ゴールを挙げることに気を取られすぎて、結果としてバランスを失ってしまった。後半は改善して、ボールを早く動かすことができたが、私たちはブラジルを恐れて、可能な限り早くボールをクリアーしようとしていた。最後になって、ようやく持ち前のインテンシティを発揮し、チャンスをつくれるようになった。相手の2点目は痛恨だったが、私たちは戦い続けて、惜しいところまでいったよ」と、最後まであきらめずに戦ったチームに誇りを示した。

 そして、4大会ぶり4度目のW杯が、コロンビアの復権を示すものになったと強調する。「長い間、W杯に出場できなかったが、これだけのパフォーマンスができた。コロンビアのサッカーは、再評価されるだろう。我々のチームには優秀な選手がいて、精神的に戦えることも証明した」と、過去最高の結果に胸を張った。

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