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“噛みつきパフォ”再現の槙野「4か月停止?たぶん大丈夫」

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[7.5 山田暢久引退試合 浦和5-6レッズ歴代選抜 埼玉]

 前半33分だった。浦和レッズ現役チームは右サイドからのFKを獲得。するとゴール前のポジション取りの中でDF槙野智章がDF坪井慶介の右肩を“ガブリ”。現在開催されているブラジルW杯で、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの左肩を噛んでしまった“噛みつき事件”を再現した。だが本家のプレーでは審判に見逃されていたが、今回は東城穣主審がしっかりチェック。槙野にイエローカードを提示し、爆笑の渦に巻き込んだ。

「バッチリでしたね」としてやったりの表情を浮かべた槙野。「レフェリーも巻き込みましたし、カメラさんもしっかり撮ってくれていて。ちょうど流れが落ち着いてきた時、セットプレーの時にやろうと、チャンスを伺ってました」と盛り上げに一役買ったことを喜んだ。

 しかし“本家”のスアレスには10試合の出場停止、4か月のサッカー活動の禁止、10万スイスフラン(約1135万円)の罰金という重い処分が科せられている。堀之内聖にツッコミを入れられたという槙野だが、「4か月停止?たぶん大丈夫」と笑顔で問題なしを強調していた。

※敬称略
(取材・文 児玉幸洋)

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