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ブラジルのラフプレーを牽制するレーブ「欧州なら全員が退場」

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 ドイツ代表ヨアヒム・レーブ監督は、準決勝ブラジル戦を翌日に控えた7日、ベロオリゾンテで記者会見を行い、ブラジルのラフプレーを警戒し、試合を担当するマルコ・ロドリゲス主審を牽制した。

「メキシコ人のロドリゲス主審が厳格にファウルを取ることを望んでいる」。会見でそう言及したレーブ監督は「ブラジル対コロンビア戦のフィジカルコンタクトは限度を超えていた。もしもヨーロッパであんな試合をすれば、22人全員が(退場し)最後までプレーすることはできないだろう」と、ラフプレーが続出した南米対決で退場者が出なかったことを皮肉交じりに批判した。

 準々決勝のブラジル対コロンビア戦では54個のファウルがあり、そのうち31個のファウルをブラジルが犯した。しかし、両チームに2枚ずつのイエローカードは出たものの、レッドカードは示されなかった。試合が荒れた結果、後半41分にはFWネイマールが背後からDFファン・スニガの膝蹴りを受け、腰椎骨折の重傷を負う悲劇が起きた。

「ネイマールに対するファウルだけではない。同様の危険なファウルが他にも数多くあった」。そう指摘する指揮官は「アクチュアルプレーイングタイムは38分か39分だった。(ファウルによって)何度も試合が止まった。これだけプレーが止まる試合を、選手もファンも望んでいないはずだ」と、準決勝がクリーンな試合になることを求めていた。


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