新戦力を歓迎

　バーゼルのベルンハルト・ホイスラー会長がクラブの公式ウェブサイトを通じて、セレッソ大阪FW柿谷曜一朗の獲得を決めたことへの喜びを表した。

　柿谷と4年契約で合意したバーゼル。ホイスラー会長は、昨季の冬の移籍市場から同選手の獲得を目指していたと話している。

「柿谷の獲得は、簡単ではなかったんだ。しかし我々は粘り、先週、ゲオルグ・ハイツSD(スポーツディレクター)が一生懸命働きかけたことによって獲得がついに実現した。1月の段階から、我々の必要とする要素を与えてくれる選手と信じていたんだ」

　また、柿谷がどういう選手であるかを説明している。

「日本の代表選手で、攻撃的なプレーヤーだ。これまで日本でのプレーを見れば、スペクタクルな選手と言えるね。両足を使えるスピーディーなプレーヤー。バーゼルにとって良い補強だ」

　同会長はまた、スイス『バーズラー・ツァイトゥング』に対し「欧州の複数のクラブから誘いを受けていただけに、彼がバーゼルを選択したことはとてもうれしい」ともコメント。新シーズンに向けて元ポルトガル代表のパウロ・ソウザ監督を招へいしたバーゼルだが、新戦力への期待をうかがわせている。