大会中の復帰は不可能と見られたが…

　負傷のためワールドカップ(W杯)中の復帰は不可能と見られていたオランダMFナイジェル・デ・ヨングだが、9日に行われる準決勝アルゼンチン戦での復帰の可能性も報じられている。

　デ・ヨングは6月29日に行われた決勝トーナメント1回戦メキシコ戦で負傷し、わずか9分での交代を強いられた。その後オランダサッカー連盟は、同選手がそけい部の筋肉を負傷しており、復帰まで2～4週間を要する見込みだと発表していた。

　準々決勝のコスタリカ戦は当然ながら欠場。だがオランダ『テレグラーフ』は、デ・ヨングが7日の非公開練習でチームとともに全メニューをこなしたと報じている。その後ボールを使った個人メニューで状態をテストしたとのことだ。

　デ・ヨングが予想外の復帰を果たしたとすれば、アルゼンチンFWリオネル・メッシを止める上での秘密兵器になるかもしれないと同メディアは伝えている。

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