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スニガ所属のナポリが選手を擁護 「悪質なファウルではなかった」

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ネイマールの負傷には心を痛めるも…

 コロンビア代表DFフアン・スニガが所属するナポリが8日、同選手への連帯を示した。ブラジル代表FWネイマールを負傷させることになったスニガのプレーについて、ナポリは悪質なファウルではなかったとしている。

 スニガは4日のワールドカップ(W杯)準々決勝で、終盤にネイマールに対して後方からチャージを仕掛けた。スニガのひざがネイマールの腰に入り、ネイマールは腰椎骨折の重傷に。夢半ばでチームを離脱することになった。

 ブラジルサッカー連盟は、スニガのプレーが悪質だったとして、FIFAに処分を求めた。だが、FIFA規律委員会は7日、主審がプレーを目撃してジャッジを下していたこと、カードが出されなかったことから、後日処分を下す条件を満たしていないと発表している。

 スニガに対する批判の声が集まる中、ナポリは所属選手の擁護に動いた。クラブの公式ウェブサイトで、ナポリは次のように声明を発表している。

「ドイツとの準決勝に出場できなくなったネイマールの負傷に、ナポリは心を痛めている。ネイマールの早期復帰に向けて最大のエールを送りたい」

「同時に、悪質ではないが結果的に不運なファウルによって、激しい批判とあらゆる脅しにさらされているスニガに、クラブは連帯を示す。主審や審判団に加え、FIFA規律委員会も悪質なファウルではなかったと明らかにしたことを、クラブは安堵とともに受け止める」

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