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[MVP of battle collection]“世界一のキャプテン”ラーム「信じられない」

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 世界の頂点を目指し、「白か黒か」勝負を決する2014 FIFAワールドカップ ブラジルに向け、アディダスが開発した「バトルコレクション」は、シンプルかつ斬新な白黒のバトルグラフィックを採用。「プレデター インスティンクト」「アディゼロ f50」「ナイトロチャージ1.0」「パティーク11 コア」の4モデルの中から選手はそれぞれのプレースタイルに合わせ、最も自分に適したスパイクを着用する。そんな“バトルプレイヤー”の中から、その日最も活躍した選手を「MVP of battle collection」として選出する。

 高々とトロフィーを掲げた。ドイツ代表のキャプテンとしてチームをまとめ、引っ張ってきたDFフィリップ・ラーム(バイエルン)は「自分たちが成し遂げたことが信じられない」と、W杯制覇という夢を叶えたことにまだ実感がわかないようだった。

 170cmの小柄なDFが常に顔を出した。攻撃に転じるドイツの右サイドを駆け上がるラーム。何度となくゴール前にクロスを供給し、守備になれば全速力で自陣に戻った。上下動を繰り返す無尽蔵なスタミナがチームの“心臓”だった。

「僕たちは大会を通じて成長した。自分たちの思うようにいかないときにも決して下を向くことはなかった」。大会序盤は中盤でのプレーが続いた。“本職”の右サイドバックに戻ったのは準々決勝のフランス戦から。決勝トーナメント1回戦のアルジェリア戦でDFシュコドラン・ムスタフィが今大会絶望となる負傷を負ったためだった。

 複数のポジションを高い次元でこなすキャプテンの存在はチームの象徴だった。2度の延長戦を含めた7試合690分間フル出場はラームのほかに、GKマヌエル・ノイアーとDFベネディクト・ヘーベデスの2人だけ。そのリーダーシップがドイツを24年ぶり4度目の頂点に導いた。

「どんなことがあっても自分たちのことを信じてきた。その結果、世界チャンピオンとしてここに立っている」。世界一のキャプテン。その称号がラームほどふさわしい選手はいない。

▼ラームがブラジルW杯で着用する「バトルコレクション」の詳細はこちらから


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