FIFAが処分に該当するとの見解

　リバプールからFWルイス・スアレスを獲得したバルセロナだが、本拠地カンプ・ノウでサポーターに同選手をお披露目することができないようだ。イギリスやスペインのメディアが報じている。

　近年、バルサではFWズラタン・イブラヒモビッチやMFセスク・ファブレガス、FWネイマールらを獲得した際に、カンプ・ノウで大勢のファンに新加入選手をお披露目してきた。だが、先日バルサ加入が決まったL・スアレスは、それが認められないという。

　L・スアレスはワールドカップ(W杯)でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、FIFAから9試合の出場停止、4カ月のサッカー活動停止、10万スイスフランの罰金という処分を科された。報道によると、L・スアレスのお披露目が、このサッカー活動停止に該当するという。

　イギリス『BBC』やスペイン『マルカ』などが、FIFA広報のデリア・フィッシャー氏のコメントを伝えている。

「彼がサッカーに関連する公のイベントに出席することはできない。どんな場所であってもね。サッカーに関連するチャリティーイベントに関わることもできない」

　ウルグアイサッカー連盟はFIFAの処分が厳しすぎるとして提訴したが、FIFAはこれを認めず。ウルグアイ側はスポーツ仲裁裁判所に上訴する可能性を示唆している。

---

★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ
プレミアリーグ2014-15特集