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連敗でW杯を終えたブラジル代表、フェリペ・スコラーリ監督が辞任

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 ブラジルサッカー連盟(CBF)は14日、公式サイトでブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリが辞任したと発表した。

 2002年の日韓W杯では、ブラジル代表を優勝に導くと、その後もポルトガル代表を率いてEURO2004準優勝するなど、結果を残していた。12年11月、再びブラジル代表監督に就任すると、プレW杯の位置づけだったコンフェデレーションズカップを制覇。しかし、自国開催のW杯では、準決勝でドイツ代表に1-7で敗れると、3位決定戦のオランダ戦も0-3で完敗し、一転して戦犯扱いを受けていた。

 CBFは14日に、フェリペ監督とコーチングスタッフが辞任し、これを受理したことを発表。CBFは「スコラーリとすべてのスタッフに、我々は敬意を払い、感謝する。最大の目標を達成することはできなかったが、ブラジル国民にセレソンへの愛を取り戻させたのは、彼らだったのだ。代表チームのすべての試合を追いかけているCBFの会長と副会長は、路上で国旗や黄色と緑への誇りと情熱を示すブラジル国民を見て来た。それは、しばらくなかったことだ。今回のコーチングスタッフ、そして選手たちの貢献であることは明白であり、あらためて彼らに感謝したい」と、声明を発表している。

 17日にはホセ・マリア・マリン会長が会見を行い、そこで後任監督に関する情報が発表される見込みだ。

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