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富山の清原社長が辞任、酒井氏が新社長に就任

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 カターレ富山は15日、清原邦彦代表取締役社長が辞任し、現取締役の酒井英治氏が代表取締役社長に就任することを発表した。

 清原前社長は「この度、7月15日に開催されました取締役会において代表取締役社長を辞任いたしました。2009年4月に就任し以来5年3か月の在任期間中、株主様、スポンサー様、ファン・サポーターの皆様方には大変なご支援をいただき心より御礼申し上げます。不本意な成績と不安定な経営状況下で酒井英治新社長に引き継ぐこととなり、大変申し訳なく思っております。どうか酒井社長への変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。今後はサポーターの立場で、皆様方と共にカターレ富山を全力で応援してまいる所存です。これまでお世話になり本当にありがとうございました」と、挨拶をしている。

 また、酒井英治新社長は「日頃よりカターレ富山へのご支援とご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、前任の清原から代表取締役社長を引き継ぎました、酒井英治でございます。大変大きな責任に身が引き締まる思いでありますが、スタジアムが常にカターレブルーでいっぱいに埋まる夢を抱き、県民の皆さまから愛され、そして富山にとってなくてはならない存在、誇りに思っていただけるクラブとなるよう努力してまいります。7月20日のホームゲームを皮切りに、新たに後半戦がスタートいたしますが、まずはこの初戦に勝利し、これを足掛かりとして一試合でも早くJ3降格の危機から抜け出すことができるよう、ひとつひとつの結果を着実に積み上げてまいります。また、トップチームの選手の補強やアカデミーでの選手育成など、チーム強化のための様々な取り組みと集客やスポンサー企業さまの拡大などの収支改善・経営基盤の強化を図り、積極的な地域貢献活動(ホームタウン活動)の実施により多くの県民の皆さまと絆を深め、クラブが継続的に発展していけるよう全力で努力をしてまいります。当クラブを取り巻く環境は大変厳しい状況にありますが、この苦境から一日も早く脱却し、ファンやサポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、県民の皆さまなどクラブにかかわる全ての方々と感動を共にし、皆さまから誇りに思っていただけるクラブとなれるよう、チームとフロントスタッフが一丸となって努力してまいりますので、今後ともより一層のご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます」と、就任の挨拶をしている。

 クラブは「開幕から皆様の期待を大きく損ね、また、ご心配をおかけしておりますが、酒井新社長のもと、安間監督、選手、スタッフ、フロントが一丸となり、そしてサポーターの皆様とともに、一つでも上の順位を目指し全力で戦ってまいりますので、今後とも、ご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」と、社長交代を機に、リーグ後半戦への決意を記している。

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