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岐阜MF高地に先制されるも…横浜FCが4分間の逆転劇で6戦ぶり勝利

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[7.20 J2第22節 岐阜1-2横浜FC 長良川]

 J2は20日に第22節を各地で行い、16位のFC岐阜と19位の横浜FCが対戦した。後半29分に古巣対戦となったMF高地系治のゴールで先制した岐阜だったが、先制点から1分後に同点ゴールを許すと、その3分後には逆転弾を決められてしまう。終盤まで反撃を見せたが、2点目を挙げられずにタイムアップ。岐阜は連勝を飾れずに2試合ぶりの敗戦。一方、横浜FCは6試合ぶりに勝利を収めている。

 下位に低迷する両チームの一戦、両チームとも慎重に試合に入った。岐阜は前半4分、ロングボールを受けたMF遠藤純輝が対峙するDFをかわしてシュートを放ったが、ボールは左に逸れて行った。一方の横浜FCは、30分にMF松下年宏がミドルシュートを放ったが、GK川口能活にキャッチされて得点は挙げられない。結局、両チームともにシュート1本と攻めあぐねる展開で、前半を折り返した。

 FW難波宏明、高地と横浜FCから加入した選手たちも気を吐く岐阜だが、高地のシュートが枠を外れるなど、チャンスを生かせない。一方の横浜FCは後半15分にFW黒津勝を下げて、FWパク・ソンホを投入。ボールを保持する時間は長くなったが、シュートまで行けずに、再び流れを失う。

 我慢の時間帯を耐え抜き、主導権を握り返した岐阜は、後半25分にFWナザリトがCKからボレーでゴールを狙ったが、これは枠外へ。その1分後にも岐阜は遠藤がゴールに迫ったが、シュートを右に外してしまう。それでも後半29分、ロングボールを放り込むと、MFヘニトがヘッドで落としたボールを高地が左足でゴールに突き刺し、1点をリードした。

 先制された横浜FCも、すぐに反撃に出る。1分後に相手ゴール前でファウルを受けると、FW小野瀬康介が間髪入れずにリスタート。パスを受けたDF市村篤司がゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻す。さらに3分後にも左サイドからの折り返しをMF小池純輝が決めて、逆転に成功した。

 後半41分に小野瀬を下げて、MF安英学を起用し、守備を固めた横浜FC。対する岐阜はFW比嘉諒人を起用するなど、最後までゴールを目指したが、追いつくことはできずに試合は終了。岐阜はホームで3試合連続未勝利となっている。

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