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セットプレー2発で湘南が熊本に競り勝ち、7連勝を飾る

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[7.20 J2第22節 湘南2-1熊本 BMWス]

 J2は20日に第22節を各地で行い、J2首位の湘南ベルマーレはホームでロアッソ熊本と対戦した。前半、熊本に押し込まれた湘南だが、後半3分にFWウェリントンの今季11点目となるゴールでリードを奪う。その後もピンチのあった湘南だが、セットプレーから追加点を挙げると、熊本の反撃を1点に抑えて2-1で勝利した。首位を独走する湘南は、7連勝を飾っている。

 前半は完全に熊本が試合を支配した。前半19分にMF養父雄仁がミドルシュートを放ったが、これはGK秋元陽太に正面で抑えられる。その後も、FW中山雄登のシュートがクロスバーを叩くなど、熊本は決定機をつくり続けた。ゴールこそ挙げられなかったものの、シュート数では6対1と、熊本が湘南を圧倒した。

 熊本の球際の強さ、豊富な運動量に苦しめられた湘南だが、一度のチャンスを確実にモノにする。後半3分、右サイドでFKを得ると、DF三竿雄斗がゴール前に入れたボールをFWウェリントンがヘッドで合わせて先制した。

 熊本も後半17分にPA内でFW齊藤和樹がDFを交わして強烈なシュートを放ったが、GK秋元に阻まれる。このこぼれ球を奪い返したFW澤田崇も反転して左足でシュートしたが、再び秋元に防がれて同点に追いつけなかった。ピンチを凌いだ湘南は、後半20分にCKからトリックプレーを見せると、MF菊池大介がミドルシュートを決めてリードを2点に広げた。

 熊本は後半25分にMF黒木晃平を下げて、FW巻誠一郎を投入する。33分には、ロングボールをPA内で巻がヘッド。元日本代表FWが折り返したボールを、同じく途中出場のMF仲間隼斗がダイレクトでゴールに突き刺し、1点を返した。

 その後も熊本は巻を基準点として、追加点を目指したが、ゴールを挙げられない。試合終盤には湘南が攻める時間をつくり、苦しみながらも2-1での勝利をつかんでいる。

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