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松本が4連勝で単独2位浮上、長崎は3連敗

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[7.20 J2第22節 長崎0-2松本 長崎県立]

 3位松本山雅FCは敵地でV・ファーレン長崎に2-0で勝ち、4連勝を飾った。この日、勝ち点で並んでいた2位磐田が敗れたため、松本が単独2位に浮上。一方の長崎は3試合連続の無得点で3連敗を喫し、これで5試合勝ちなし(2分3敗)となった。

 松本は前半7分、左クロスに合わせたDF犬飼智也のヘディングシュートがゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。長崎は新戦力のFWイ・ヨンジェが果敢なプレーを見せる。前半19分、GKからのロングフィードをイ・ヨンジェが頭でそらし、MF奥埜博亮のパスからFW佐藤洸一が左足でミドルシュート。GKが弾いたところにイ・ヨンジェが詰めたが、ここもGK村山智彦が体を張って防いだ。

 前半のシュート数は長崎の6本に対し、松本は0本。我慢の時間が続いたが、0-0で折り返した後半28分、左サイドのFKからMF岩上祐三がゴール前に入れたボールをFW船山貴之が落とし、DF田中隼磨が右クロス。これをDF多々良敦斗がヘディングで叩き込み、均衡を破った。

 後半35分には犬飼からのロングパスに抜け出したFW船山貴之がGKの動きをよく見て右足でループシュート。鮮やかにゴールネットを揺らし、2-0と試合を決定づけた。

「どっちに転んでも、おかしくなかった。先手を取れたので2点目を取れただけで、向こうが先手を取っていれば同じような展開になっていたと思う」。松本の反町康治監督は試合後のインタビューでそう振り返った。

 後半戦初戦を白星で飾り、4連勝。自動昇格圏となる2位に浮上したが、「昇格という言葉は気にせず、上位に食い込んで、(昇格プレーオフ圏内の)6位以内に入ることを目標にやっていきたい」と淡々と話していた。


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