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4年で価値は16倍!!J・ロドリゲス「ずっと夢に見ていた」

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 レアル・マドリーは22日、モナコからコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(23)を獲得した。本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのお披露目会見に臨んだ背番号10は、「僕の希望は常にここでプレーすることだった。ずっと夢に見ていたんだ。プレッシャーは大きいが、立ち向かう準備はできている。クラブの歴史作りを手伝いたい。多くのファンに喜びを与えたい」などと意気込みを語った。公式サイトが伝えている。

 シンデレラストーリーだ。2006年にコロンビアのクラブでキャリアをスタートさせたJ・ロドリゲスは、アルゼンチンへの移籍を経て2010年にポルトに移籍した。当時の移籍金は510万ユーロだった。順調に才能を開花させたJ・ロドリゲスは、3年後の昨年夏の移籍で、4500万ユーロ(約62億円)の値を付けて、モナコに買い取られていった。

 そして1年後、W杯で得点王を獲得するなど、これ以上ないアピールを見せたコロンビアの新星は憧れのクラブへの移籍を勝ち取った。移籍金は総額8000万ユーロ(約110億円)。1年で2倍、4年で16倍へと自らの価値を高めてのことだった。

 チーム内ではまた新たな競争が待っている。「これだけたくさんのスター選手たちとプレーするのは素敵なことだし、学ぶことも多いはず」と胸を躍らせた23歳。攻撃的選手の飽和、フォーメーションなど様々な議論も呼んでいるが、そんな声も気にしない。ブラジルW杯最大の発見と言われる新星が、レアルに新たな風を吹かす。

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