beacon

クロップ、フンメルス&ロイスの移籍報道を一蹴

このエントリーをはてなブックマークに追加

「2000万ユーロ? 話にならない」

 ドルトムントユルゲン・クロップ監督は、ドイツ『ルールナハリヒテン』『ラジオ91.2』などが開催したトークイベントに出演した。同クラブでのこれまでのキャリアを振り返る際に、主力選手の去就についても触れている。

 主に移籍が騒がれているのはDFマッツ・フンメルスとMFマルコ・ロイス。クロップ監督は、2人は新シーズンもドルトムントでプレーすると強調した。

「この2人がクラブを去りたいと思っていることを示すものは何一つない。それは保証できる。マルコも、マッツも、新しいシーズンは我々の下でプレーする」

「今日の報道で、マッツがマンチェスター・ユナイテッドに移籍するって? 移籍金は2000万ユーロ? その程度の金額なら、どちらにしても最初から話にすらならないよ」

 2008年夏からドルトムントを率いるクロップ監督は、新シーズンで7年目を迎え、オットマー・ヒッツフェルト監督時代(1991~97年)を超えて同クラブでの最も長期の政権を築くことになった。

 ドルトムントでの初めての会見を振り返ったクロップ監督は、2010年夏に加入した現ユナイテッドMF香川真司にも触れている。

「数字が正しいかは覚えていないが、最初の会見ではジャーナリストたちに、私が過去49年で51人目の監督だと言われたね。もちろん、ここで長い時期を過ごすのが難しくなるのは覚悟していた。それにしては、なかなか良い展開になったかもしれないね」

「我々はもちろん大きな努力を注いできたが、幸運にも恵まれたとも言えるね。新しい選手を獲得した際、後になってから監督がすべて予想していたように伝えられる。でも香川に関しては正直、あれほど成功することはまったく考えていなかったよ」

▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
2014-15シーズン欧州移籍情報
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP